葉紙屋 ビーズームギャラリー 

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作品スライドショー

作家紹介

はりこ工房 葉紙屋(はしや) さん



からくり人形は江戸時代の文献を探して、忠実に再現することにこだわっておられています。

素朴なつくりで、単純な動きしかできないのですが、見ると触るとでは少し印象が変わるのには驚きました。

 

弁慶のからくりでは、薙刀を動かすために両腕に結ばれた左右のひもを手元で引いたり緩めるだけという単純な仕掛けです。

 

しかし腕の関節がすべて自由にしてあるので、ひもの引っ張り具合を調整すると実は微妙な薙刀の動きを再現できたりして、結構大人でも遊べてしまいます。

ここでご主人からこんな問いかけが、

「弁慶と牛若丸の戦いは、実は2日間だったということをご存じですか?」

五条大橋で、通り来る侍の刀を取り上げるために待っている弁慶が、牛若丸と出会い、弁慶の薙刀を 身のこなし鮮やかに はらりとよけて、結局ひとたちも当てることができなかった弁慶が、そこで牛若丸の家来になったというお話だったかな。

実は、五条大橋では牛若は弁慶の攻撃を鮮やかにやり過ごし、そのまま闇に消えてしまったのだそうです。

 

どうしても牛若の太刀を手に入れたい弁慶は次の日、笛の音を頼りに京都の街を探し、ついに清水寺の舞台で再び牛若と対峙します。

ところが そこにはすでに胴を身につけた牛若がいたのです、実は牛若はガチンコ勝負をするために、清水寺に弁慶を誘いだしたのです、夕べとは打って変わって 両者が太刀を抜き戦います。そして勝負がついて弁慶が牛若の家来になる。

これが、室町時代の「義経記」に実際に書かれている内容だそうです。

ですので葉紙屋さんには、五条の上で戦うからくりと、清水寺の舞台で戦うからくりの2種類があり、清水の舞台の方は 牛若が胴をつけて太刀を抜いていて、弁慶は背中に戦いの七つ道具を背負いと、装束も違ったからくりになっていました。

楽しいお話を聞いていたらついつい時間を忘れてしまいました。


葉紙屋さんは 兵庫県多可郡から来られていて、もっぱら 智恩寺と東寺の手作り市によく出られているそうです。

サイトをお持ちです。作品もたくさん載せておられます。

http://hashi-ya.info

 

キーワード:からくり、玩具、おもちゃ、はりこ、江戸、義経、弁慶、牛若丸